7月21日10時51分配信 産経新聞 人材教育研修会社シェイク(東京都目黒区)の調査によると、入社3年目の社員のうち42・7%が転職を希望し、入社10年目だと45・7%まで増えるこ とが分かった。3年で会社を辞める新入社員が3割に達していることが話題になったのは2006年。わずか2年で10ポイント以上も増加している実態が浮き 彫りになった。 調査したのは4月に首都圏、大阪、名古屋の3大都市圏の大学2~4年生と社会人1年、3年、10年目の総合職社員。各グループ300人で計1800人(男女半々)をインターネット調査した。 当初は、2010年に入社する教育ゆとり世代の仕事に関する意識調査として実施したが、転職希望者が4割を超えたことから別個に抽出した。 社会人3年目と10年目の社員対象(600人)の調査で入社3年目で「転職したい」「やや転職したい」の合計が42・7%。入社10年目では合計が45・7%に達した。 社会人1年目、3年目と10年目の社会人対象(900人)の調査で、現在の仕事に「満足していない」と答えた人は8・2%だが、「あまり満足していない」人(17・0%)も合わせると25・2%で、社会人の4分の1が現在の仕事に満足していないことになる。 1989年生まれの大学2年生と、入社3年目、10年目の調査では働く会社を選択する理由として、どの年代も「好きなこと、あるいは得意なことができ る」がそれぞれ42・3%、23・7%、26・0%とトップだった。入社3年目は「気の合う仲間(上司、同僚など)と楽しく仕事ができる」(20・0%) や「成長(知識・スキル・人間性など)できる」(19・3%)が増加し、入社10年目では「待遇(給与・福利厚生)が良い」(19・0%)の比率が高かっ た。